とにかく悪かった

そんな、3兄姉妹も成長し、

まあまあの距離を、1人ずつ自転車で通って来ています。

1番上のS君、中学3年生。

休まずレッスンに来るけど、

あまり練習してる様子もなく、無理して続けてるんじゃないかなと思って聞いたことがあります。

「勉強と部活で忙しいのに、ピアノ辞めようと思ったことはないの？」

「はい。だって、楽しいもん」

思いもよらない、嬉しい答えでした。

急ぎの用事だったらいけないので、レッスン中も電話取らせてもらってます。

スマホだったら、急ぎの時は部屋の外にでて話します。固定電話で大事な用事だったら、「ごめん、ちょっとピアノ待ってくれる？」と言うんだけど、

S君、あとちょっとで弾き終わる所だったのに、私が受話器取った途端、パタっとピアノをやめてくれました。

そして、私が受話器を置いた途端、最後の1音を弾きました

なんて立派に成長したんでしょう。