基準になる音が無くても聴いた瞬間に音を聴き分ける能力です。生まれつき絶対音感を持っている人は20万人に 1 人といわれています。神秘的な才能だった絶対音感ですが、今では適切なトレーニングにより誰もが身に付けることのできる能力であることがわかりました。
また一説には、生まれたての赤ちゃんは、絶対音感を全員持っており、産声は「ラ」の音で泣いているとも言われます(個人差はあります) しかし人間は言語習得が優先的になるため、その過程で自然と絶対音感は失われていくので、失われる前に正しくトレーニングしてあげることが大切とも言われています。
ただし、絶対音感の習得には条件が2つあります。1つ目は、年齢が6歳半以下であることです。6歳半こえると、トレーニングをおこなっても効果を上げることはできません。
2つ目は、相対音感が身についていないことです。相対音感の「相対」とは、「比べる」という意味です。前の音との幅を見積もって、音をあてること、音階の枠組みを利用して、音をあてることが相対音感です。絶対音感と相対音感は、音の判断の仕方がまったく違います。
メロディムーンでは「江口式絶対音感プログラム」を実践しています。
絶対音感はお母さまからお子様への期間限定の贈り物と言われています。幼稚園や学校でドレミで歌うようになると絶対音感は付かなくなります。大切な時期を逃さないようにしましょう。